うくことのメンタルクエスト

今日も誰かのこころをほぐす。こころセラピー発信基地

【メンタル】完璧主義に疲れた時の考え方

f:id:ukukoto:20191224123515j:plain


何か物事を始めると、些細なことが気になって手を抜けない。

頑張ればもっと良いものができると必死になり、まわりの人にも同じことを求めてしまう。

まわりは段々と息苦しくなって離れて行く。

「あの人達は根性がない」と自分を正当化して、どんどんと孤独になって行く。

「どうして?わたしは良かれと思って。。。」「なんだかもう疲れた。。。」

「完璧主義をやめたい。。」

そう思ってもなかなか、染み付いた考え方は捨てることは難しいですね。

 

今回はそんな「完璧主義に疲れた時のヒント」をご紹介します。

では、いってみましょう。

 

 

完璧主義者の弊害

 

育児用品を開発してるA子さん。A子さんは新しい育児用品の企画提案書を作ることになりました。

A子さんは2人の子育て経験もあり、育児には自信もありました。

子育てする時のかゆい所に手が届く、新しい商品のアイデアがあったのですが、

中々形にできないでいました。もっとよくなるはず。もっと誰からも必要とされるものに。。

 

違う部署のB子さん。ある日、育児用品の企画を閃きました。

B子さんは育児の経験は無かったのですが、経験者の意見はあとで反映させようと

思いついたアイデアを素早くまとめて、上司に提案しました。

その提案書は大変おおざっぱで荒削りなものだったのですが、

上司はそのアイデアを大変気に入り、早速商品化へとチームが編成されてB子さんのアイデアは無事に商品となりました。

 

A子さんはその商品を見た時に驚きました。自分が考えていたアイデアと全く同じコンセプトの商品だったのです。

 

A子さんは育児経験があるため、細かいところまで気が付く反面、完璧を求めたあまりに折角のチャンスを逃してしまったのです。

 

 

この時、A子さんは「完璧でなければ意味が無い」という事を深く信じていました。

しかし現実には「完璧である必要はない」事が往々にあります。

「何かを突き詰める」事は確かに大切な心ではありますが、

「行動が遅くなる」「余裕がなくなる」「自分を追い詰める」という欠点もある事を知っておいたほうがいいかもしれません。

 

また、完璧主義は場合によって「利己主義」になっている点もあります。

「利己主義」とは自己の利益を重視し、他者の利益を軽視、無視する考え方。です。

この点も心に留めておきましょう。

 

不完全主義者へ

話は戻ります。

それではB子さんはどう言う事を信じていたのでしょうか。

それは「足りないところは誰かが助けてくれる」と言う事です。

何かを頼られて嫌な気がする人は少ないです。

そして多馬力で行動するので自然とスピードも速くなります。

もし間違いが起きてもスピードがあればリカバリーも可能です。

 

スピードが速いということは、チャレンジの回数も増やせます。

すると1回目より2回目、3回目と重ねるうちに確実にクオリティーもあがってきます。

不完全で物事を進めるにもメリットは存在するのです。

 

逆に完璧主義者はなんでも1人でやろうとします。他人を信じていないからです。

他人に任せて思ったような結果にならないなら自分でやったほうがいいと思っています。

たしかに品質の担保はできますが、これが10年続いたとしてA子さんとB子さん、どちらがいい商品を作っているでしょうか?

 

誤解しないでいただきたいのは、「完璧主義をやめるべき」と言いたいわけではありません。

職人の世界などは、1人で黙々と技を極めて素晴らしい作品を作り上げて行きます。

そういうものを否定しているわけではなく、

「妥協できなくて苦しい」時の考え方の一つとして、とらえていただければと思います。

 

 

最後にひとつだけ。。。

 

勘違い不完全主義者

世の中には一定数、意味を履き違える人がいます。

このような完璧主義の弊害を聞くと、

「私も気楽にやろう」と「ただのルーズな人」になる人がいます。

たとえば

 

●時間にルーズな人

●いった事をやらない人

●他人に仕事を押し付ける人

 

など、あげればきりがありません。

この人たちは完全に自分への言い訳として「不完全主義のいいとこ取り」をしています。

「なんとかなる」から「自分は努力をしない」

「他人が助けてくれる」から「他人にまかせればいい」

 

きっとあなたの周りにもいるでしょう。

 

「なんとかなる」のは「やれることはやった、あとはなんとかなるさ」であって

「他人が助けてくれる」のは「あなたの頑張りを知っているから助けてくれる」のです。

あなたは履き違えないようにしてください。

 

このような人が居ると完璧主義の人は、なおさら「こんな人になってはいけない」

さらに完璧主義を求めてしまいます。

 

違います!

この人たちは「間違った不完全主義者」であり「完璧主義者」の反対の存在ではありません。

 

もし今あなたが、完璧主義に偏って窮屈な人生を送っているのなら

少しだけ考え方を変えて、行動のスピードを優先し、他人を信じてみてはいかがでしょうか?

 

 

以上、【メンタル】完璧主義に疲れた時の考え方 でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今日もいい一日でありますように。