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【仕事の心理学】部下を動かす3つの方法

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あなたは今まで人を動かす立場に立ったことはあるでしょうか?

今まさに「部下」を持ったという人もいることでしょう。

自分の下に人が付くというのは喜ばしいですね。

しかしほとんどの場合、人を動かす立場になると悩みが増えることとなります。

それは当然「部下」が思うように動いてくれないから。。

キツく命令すると嫌われるだけだし。。。

そんな悩みを抱える上司の方も多いのではないでしょうか?

今日はそんなリーダーたちへ

心理学を利用した、部下を動かす3つの方法を紹介したいと思います。

それでは行ってみましょう!

 

レッテルを貼る方法

例えばいつも遅刻してくる部下がいたとします。

きっとあなたはすでに注意をしたりはしているかも知れません。

注意ってめんどくさいですよね。若い子にはウザがられるし、、、

しかも、それだけでは遅刻してくる人というのは意識が変わりません。

こんな時どうすれば良いのでしょうか?

 

そこで紹介したいのがレッテル法です。

 

レッテル法というのは「〇〇しなさい!」というのではなくて、「あなたは〇〇な人だ」というレッテルを貼る方法です。

上手にレッテルを貼ると部下の方も「自分はそういう人間なんだ」と納得して、そのように振舞ってくれる可能性が高まります。

 

遅刻してくる部下には、事あるごとに「あなたはきっちりしてるよね」とレッテルを貼るだけで遅刻に関しては何も触れないでおく。

そうする事で自然に部下もそのように振る舞うようになります。

 

この原理はノースウエスタン大学のミラー博士たちによる実験で確認されています。

 

ミラー博士たちはシカゴの小学5年生達にゴミを散らかさないように教える実験をしました。

Aのクラスの子ども達には「このクラスはゴミを散らかさない生徒ばかりね」とレッテルを貼りました。

Bのクラスでは普通に「どうしてゴミを散らかしてはいけないのか」を説明しました。

実験を始める前はどちらのクラスも、ゴミをちゃんとゴミ箱に捨てる割合は20%でした。

ところがレッテル法を試したAクラスでは80%まで上昇しました。

説得しただけのBクラスでは45%までしか増えなかったという事です。

失敗しても何も失うものはないので、試してみる価値はありそうです。

 

命令でなく「確認」する方法

人は誰でも命令されることは好きではありません。

どんな立場の人からでも「命令」というのは上から物を言うことになるからです。

とはいえ現場では部下に動いてもらわなければ仕事が進みません。

上司は部下にどう動いてもらえば良いのでしょうか?

命令というのはどうしても言葉が強くなりがちです。ここで紹介したいのは、それを少し柔らかな表現に変換する「確認する」という手法です。

 

「プレゼン書類を作ってくれ」→「プレゼン書類を作って欲しいってもう言ったけ?」

「この仕事今日中に終わらせて」→「この仕事今日中に出来そう?」

「お茶を入れてくれ」→「お茶を入れてもらっても構わない?」

 

このように命令表現を確認表現に変換するだけで、随分と柔らかな表現になります。

年代の高い方や、体育会系のクラブなどで慣らされた方には、きっとまどろっこしい表現に感じると思います。

そんな言い方では舐められる。という意見もありそうですが、現代の上司というのはもう怖いだけでは通用しなくなっています。

今は寛容な心を持った人間である方が、人を惹きつける時代になってきているのを理解した方が良さそうです。

 

相手をうまく誘導する方法

部下が企画書を持ってきました。

しかしあなたは「もう一つだな」と感じました。

そんな時、細かなところまで教えてあげるのも一つの方法かもわかりませんが、

出来れば部下に自発的に考えて欲しいものです。

そこで直接的に「やり直せ」と言っても、部下はネガティブな気持ちを抱くだけになる可能性が高いです。

ここは、、

「いい線だね」

 と曖昧な答え方をしてみましょう。

この言葉には完全な肯定でなく若干の否定も含まれています。

そして命令をしているわけでもなく、そのままでもいいという選択肢は部下に委ねているニュアンスも残しています。

相手はきっと「悪くないけど、まだ足りないところがあるのかな?」と勝手に思いを巡らせる事になるでしょう。

また、「いい線だね」という言葉は暗にゴールが近いことを示唆できます。

人間はゴールがもう少しだと思うと、最後の力を振り絞る事ができるのです。

ほとんどの人は、そのままでいる事が「なんとなく気持ち悪く」なり 、自ら「もう少しやってみよう」と自主的に動いてくるでしょう。

 

いかがでしたか?

どの方法もちょっとした言葉を変えるだけでできる、ノーリスクハイリターンな簡単な方法ばかりです。

もし失敗しても、何も不都合はありませんので、積極的に活用して相手を上手に動かせるリーダーを目指してみましょう。

 

以上、【仕事の心理学】部下を動かす3つの方法 でした!

それでは今日も良い一日を!