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【要約】「最高の体調」を手に入れたい

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毎日だるい

なんだか最近疲れが取れない、朝起きるのが辛い、集中力が続かない。

そんな悩みを持っている方にオススメの本を今日はご紹介したいと思います。

 

その名も「最高の体調」 鈴木祐 著

 

 

この本は著者の鈴木祐さん自身の体験と、科学的根拠のある沢山のデータをもとに生み出された、「最高の体調」を取り戻すメソッドが沢山紹介されています。

ちなみに、あのメンタリストDaiGoさんも「僕が日本で一番尊敬する人の本です」と

この本を高く評価しているようです。

 

それではこの「最高の体調」がどういった内容なのか要約してみましょう。

 

 

「あらゆる体調不良の原因はすべて同じもの」

うつ病、肥満、散漫な集中力、慢性疲労、モチベーションの低下、不眠、弱い意志力

一見バラバラのように見える問題も根っこまで下りてみれば実は同じもの。

その正体を暴く鍵が「文明病」という考え方です。

 

さてみなさんは「文明病」って聞いたことありますか?

「近代社会の変化によって引き起こされる、現代に特有の病気や症状」のことなのですが

いまいちピンと来ませんよね?

分かりやすい例が「肥満」です。

肥満というのは古代ではありえない現象だそうです。

それはもちろん人類が豊かになった証でもあるのですが、豊かになることで増えていく病気の数々。

うつ病、不眠などそういった症状を「文明病」と呼ぶのです。

 

そしてこの本では、それを引き起こす要素として二つに絞り込んで解説しています。

それは「炎症」と「不安」です。

 

「炎症とは」

みなさんも経験ありますよね?膝を擦りむいたりして傷口が赤く腫れあがるあの現象。

あれは人間の免疫システムが外敵から身体を守ろうといて起きる現象です。

問題はその現象が知らない間に身体の中のあちこちで起きているということです。

しかもそれは慢性的に体内でくすぶり続け、原因不明の身体症状として現れるのです。

 

たとえば内臓脂肪、肝臓や腸などにこびりついている脂肪のことです。

内臓脂肪は身体にとっては異物でしかないので免疫システムが作動して炎症がおきます。

しかし内臓脂肪は運動や食事制限で減らすしか解決方法はなく、

ほうっておくとどんどん炎症が悪化し、動脈硬化脳梗塞の引き金となるのです。

このタイプの炎症は風邪のように分かりやすい身体症状が現れず、

「なんか調子悪い」「疲れが取れない」などの謎の体調不良として野放しにされたまま

爆発へのカウントダウンは進行していくのです。

 

「狩猟採集民は炎症レベルが低い」

狩猟採集民とは、旧石器時代のような生活をしている民族を指します。

1989年、パプアニューギニアのキタヴァ族を対象に行われた調査では

キタヴァ族が脳卒中動脈硬化にかかるケースはなく、

認知症、がんなどもほぼゼロの近い状態で炎症レベルが低いことが分かりました。

 

なぜこれほどにも古代の生活をしている人々と

我々先進国の人々とでは違いが出るのでしょうか。

ここで役立つのが古代と現代のミスマッチをとらえた3つの枠組みです。

 

●多すぎる:古代になかったものが現代では豊富すぎる。

●少なすぎる:古代に豊富だったものが現代では少なすぎる

●新しすぎる:古代には存在していなかったが、近代になってあらわれた

 

この分類をすると複雑な問題が分かりやすくなります。

多すぎるものの代表といえばカロリーです。

この30年で1日の摂取カロリーは増大しており

同時に肥満率も上昇、過去になかったレベルで糖尿病や高血圧の発症率も上がっています。

私たちの脳は古代から低カロリーには対応できるように進化してきたため

現代の高カロリーを処理する機能を持ち合わせていないため内臓脂肪として蓄積されていきます。

つまり「多すぎる」と炎症につながってしまうのです。

 

次に古代より「すくないもの」ですが、パッと思いつくのは睡眠です。

睡眠と炎症の関係を裏付けるデータは沢山あり、

平均的な睡眠時間が7~9時間を逸脱すると炎症マーカーが激増することがわかっています。

そして狩猟採集民族の言葉には「不眠」や「睡眠不足」を意味する単語は存在しないんだそうです。

 

さて次は「新しいもの」です。新しいものはいろいろあるのですが

この本では例として「トランス脂肪酸」が取り上げられています。

トランス脂肪酸は皆さんも聞いたことあるのではないでしょうか。

マーガリンなどが一時、身体に悪いと世間を騒がせましたね。

そのほかにも意外だったものが「孤独」です。

たしかに現代はあらゆるコミュニケーションの技術が発達したにも関わらず

孤独を感じる社会になっていっています。

この「孤独」も体内の炎症レベルを上げることがわかっているのです。

 

「不安とは」

つぎは不安です。

この2~30年で、うつ病パニック障害といった病名を

目や耳にする日は爆発的に増えました。

なぜ現代はこんなにも不安が増えてしまったのでしょうか。

ここで古代の不安とはどういったものだったか見ていきましょう。

 

たとえば狩に出かけた時、草むらには猛獣がいるかもしれません。

それは命がけの生活だったことは想像に難しくありません。

ものすごい不安がありそうです。

しかしその代わり、古代の不安はシンプルで対処しやすいという特徴があります。

猛獣に襲われれば「戦う」か「逃げる」しかありません。

ブラック企業で働く社員のように、「やめる」と「続ける」の間にある

さまざまな感情のグラデーションが存在しない分、悩みがないのです。

 

ここでわかるのは

古代の不安は「はっきりとした不安」

現代の不安は「ぼんやりとした不安」です。

しかし不安という感情の正体はなんなのでしょうか。

結論を言いますと、それは危険を知らせるアラームの役割をもっているということです。

 

たとえば古代、草むらの奥にライオンがいるのではないか?と感じた場合、

不安というアラームを鳴らし対処法を考えます。

しかし現代ではどうでしょうか。あらゆる問題は多様化をし

現代人の不安のアラームは頭の中で鳴りっぱなしになっているのです。

そして炎症を悪化し、神経症を悪化させていくのです。

 

この「炎症」と「不安」は独立した問題ではありません。

お互いが影響しあい負のスパイラルに陥り、なんか体調がすぐれないという事になっていきます。

「最高の体調」ではこのスパイラルを断ち切るためのメソッドを

豊富なデータの裏付けをもとに解説されています。

 

●腸

腸の不調が招くあらゆる体調不良。その原因と対処法。

 

●環境

以外にも身の回りのあらゆるものが、体内の炎症を招く原因になっているんです。

 

●ストレス

どういった物があなたの身体にストレスを与えているのか、その回復法とは。

 

●価値

あなたの人生における価値観、それと結びついていく不安。

 

●死

死への不安への対処法やマインドフルネスについて。

 

●遊び

遊びの必要性、どう毎日の生活を遊びにつなげるのか。その方法論など。

 

以上6項目で、「炎症」と「不安」への対処法を網羅し

最高の体調へと導く、おおきなキッカケを与えてくれる本です。

特に科学的な裏付けはしっかりしていて、

まだはっきりとしていないデータの時は、嘘をつかずに開示してくれるのも良心的です。

なんだか分からないけど体がだるい、、そういう人は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

何かが変わるかもしれませんよ。

 

 

 

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